ノード J
セイコークレドールの「ノード J」は、宝石や貴重なものを意味する「JEWEL」の頭文字「J」をネーミングに添えたものであり、成熟した美しさを持つ40代、50代の女性に向けて2006年に誕生しました。
その名が表すように、「ノード J」は、非常にジュエリー性の高い商品グループです。このモデルのテーマは、「ジャパン・ビューティー」であり、日本女性が持つ繊細で凛とした魅力を、日本の伝統文様のモダンな表現に重ね合わせ、熟練されたダイヤモンドセッティングと彫金の技術により表現したものです。
この時計は、ダイヤルという小さな世界の中に、日本の美しい自然が凝縮されており、時刻を見る度に心が豊かになるような、まさに「ジャパン・ビューティー」を楽しむことの出来るモデルなのです。
「ノード J」のダイヤルには、「雪輪」と「流水」という、二種類の日本の伝統文様が表現されています。「雪輪」は、雪の結晶である六角形を円形に描いた文様です。古くから、雪は天からの豊穣を知らせる便りとされており、それは豊かさを表し、また冬季の情景としてだけでなく、夏季には涼しさを演出する粋な意匠として使用されてきました。「流水」は水の流れるさまを表した文様です。悠久の時を経て流れ続けながらも、その姿をとどめている水の流れを無限の生命と時間になぞらえているのです。